以前から当店をご利用されていたお客様がRX-8に乗り換えられてご来店しました!
聞けばアイドリング中の車体の揺れがひどいからエンジンマウントを交換してほしい、とのこと
RX-8のエンジンマウントは特殊な構造(中に液体が封入されていて、衝撃で固くなる)をしている上にエンジンの左右に1個ずつしかありませんので、この部品が劣化するとアイドリング中に車体自体が揺れだすという不具合が発生します
そういった症状に心当たりがある場合は早目の交換をお勧めします!
というワケでリフトアップして作業開始です!
ちなみに一般的な車の場合、エンジンマウントと一緒にミッションマウントと呼ばれる部品が存在し、そちらの交換も視野に入ってくるのですが、RX-8にはミッションマウントは存在しません
というのもPPFというサブフレームで物理的にデファレンシャルと接続されているからです!
エンジンの振動はほぼすべて2個のエンジンマウントで吸収させているわけですね
そりゃあマウントがヘタったら振動がひどいだろうなぁ
というワケでエンジンマウントの交換を行っていきます
このエンジンマウント、過去交換してきた車の中でNo.1の換えやすさでしたw
交換するのはタイヤハウス内から行います
タイヤを外した後、ブレーキホースブラケット、スプラッシュガードなどを取り外して作業性UP
その後エンジンマウントを固定しているネジを潤滑剤を吹き付けながら緩めておきます
エンジンマウントはエンジンを支えている部品ですのでエンジンの重さが直にマウントに乗っています
つまりエンジンマウントを交換したいのであればエンジンを持ち上げる必要があるわけですね
あ、もちろん人力じゃ無理ですよ?なのでミッションジャッキなどを使って持ち上げます
オイルパンしか持ち上げるところはありませんので、板を引いて持ち上げないとオイルパンがベッコリ逝っちゃいますので注意が必要です!
エンジンを持ち上げるとマウントにかかっていたテンションが無くなりますので、マウントを動かしたりする余裕ができます
この状態で初めてネジを取り外した方がマウントが落下して足にHIT!なんていう事故も防げるわけですね
安全靴履いてても痛いときは痛いのでDIYされる方は注意しましょうね
後は新品と入れ替えてエンジンを少しずつ降ろしてマウントに着座
ネジやナットを既定のトルクで締め付ければ完成です!
新旧のマウントを比べてみるとかなりヘタってるのが一目瞭然ですね
気づかないうちにヘタってしまっていたり、切れてしまっているのがエンジンマウントという部品です
アイドリング中に車が振動するなぁ?なんて思い当たる節がある人は是非マウントの交換をご検討ください!
今回の修理費は部品代が23870円で、消費税も込みまして合計41987円となりました!
ありがとうございました!
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