直方市 修理実例 ロッキー F300S 田川郡より 昭和自動車鈑金塗装工場

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懐かしの稀少車 ダイハツ ロッキーが入庫しました!

 ラジエターの水漏れとパワステポンプの修理です!

珍しい車が入庫しました!
まだ残ってる個体があったんですねぇ・・・しかも程度は良好な方!
ロッキーとはダイハツが平成2年~平成9年まで生産していたクロスカントリータイプのパートタイム4WD車で、テリオスの前身にあたる車種です

なかなか現車でお仕事させていただく機会がないのですが、今回の機会を楽しんで作業させていただきます!

このお車はラジエターから冷却水が漏れ、パワステポンプからもオイル漏れを起こしています
それでは修理に取り掛かりましょう!

 ラジエター&PSポンプ取り外し

まずはラジエターとPSポンプの部品状況を調べます
残念ながら純正新品はなし、リビルトか社外品を探すことになります
PSポンプの方は何とかなったのですが、問題はラジエター
なんと社外品もリビルト品もない、という状況でした!
KOYORADさんならワンオフで作成はしていただけると思うのですが、予算的にオーバー・・・
ラジエター屋さんに持ち込んで修理できるかー?と考えていたところにある部品屋さんから「1個だけリビルトの在庫がありましたよー!」との電話が!

早速オーナー様へ確認を取ってGOサインを頂きましたので注文しました!
あとは部品が届くまでの間に取り外ししておきます

ということでラジエターとPSポンプを取り外しちゃいました!
取付方法はほぼAE86と同じ、というかこれくらいの年式の車って作りも結構似たり寄ったりなので構造さえ分かっていれば結構簡単に外すことができます

 パワステポンプ載せ替え

リビルトのパワステポンプが届きましたので早速部品の載せ替えを行います!
古いポンプからプーリー(写真左側中央の丸い部品)とステー(取付部、プーリーの下)、エアバルブ、低圧ホース用のパイプを取り外し、新しいポンプへと移植します

このタイプのパワステポンプは現在はほぼ使用されることはありません
現在はほぼモーターによる電動パワステになっていますからね!
油圧式のパワステはエンジンからベルトを介して駆動されているのでエンジンパワーの約3%ほどのロスさせています
しかし電動にはない自然なフィーリングのアシストを行ってくれるので私は電動より好きだったりしますw

 ラジエターを載せてLLC注入!

リビルト(中古品を修理して新品同等の性能にしたもの)のラジエターが届きましたので早速車体に取り付けます!

一度外してしまえば取付自体は簡単なのでパパーっとやっちゃいます

問題はアッパーとロアのラジエターホース
これも新品が出なかったので流用できるものはないか調べてみたのですが、今回は時間切れ
ラジエターのパイプにたっぷりと液体ガスケットを塗布してパイプを挿入し、バンドでしっかりと取り付けました!
乾燥のため一晩放置してガスケットを硬化させてから水で希釈したLLCを注入
エア抜きをしっかりと行います!

 試運転して納車

LLCとPSポンプのエア抜きが終わったら漏れのチェックを行います
ここで漏れていれば再度組みなおしですからねー…

新しい漏れはありませんでしたので、一度試運転に行きます!
試運転してみないとわからないことって結構多いんです
エンジンをかけたりハンドルを動かす以外にも路面状況や荷重のかかり方でいろいろな情報を教えてくれます

試運転も無事終わり、工場に戻って再度漏れをチェックします
漏れもないので洗車して納車となりました!


今回はラジエター(リビルト)が45000円、パワステポンプ(リビルト)が10000円、すべて合計で82000円となりました

ありがとうございました!

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