損傷部の写真を、と言われると多くの人がこのような感じで写真を撮るのではないでしょうか?
もちろんこういう写真も必要なのですが、車のキズは歪みとして広範囲に広がります。
この写真だけだと範囲が判りづらいですよね?
車のキズや凹みはかなり広範囲まで広がります。
まずは損傷部の全体像が見えるように1枚撮りましょう!
そうするとスライドドア中央部まで凹みが広がっているのが判りやすくなりますね!
ですが、どれだけ凹みが深いのかが判りにくいですよね。
凹みの状態をよりわかりやすくするために、フロント側から1枚写真を撮りましょう!
かなり凹みの具合が判ってきましたね。
こうすることで凹みの具合を把握する事が出来、正確な見積もりになっていきます。
続いてリア側から1枚写真を撮ります。
フロント側からの写真ではわかりにくかった凹みが見やすくなりますね!
このように正面・フロント側・リア側の3枚の写真で凹みの具合を正確に把握していきます。
4枚目はキズの確認のため、損傷部の接写です!
引いた写真では凹みの具合はよくわかっても、キズの状態まではわかりにくいので、キズがどのような感じなのかを接写で確認していきます。
接写してみると、傷の状態がよくわかりますね!
おまけにスライドドアの下にも損傷の痕も見てとれますね。
鈑金塗装の場合、車両情報と共に必要となってくるのがカラーコードです。このカラーコードは車検証に記載されておらず、コーションプレートと呼ばれるものにしか記載されていません。
コーションプレートを撮影して、車検証の初度検査年月、車体番号、型式指定番号、類別区分番号を伝えて頂くか、車検証を撮影して、コーションプレートのcolorとMODEL(メーカーによってはTYPE)の部分を伝えて頂くとより正確な見積もりが可能になります!
コーションプレートは写真のようなもので、シルバー、黒、青のどれかの色になってて、ほとんどの場合エンジンルームの中、運転席ドアを開けたところ、助手席ドアを開けたところの3箇所のどこかにあります!
トヨタ・三菱・ダイハツは写真と同じような記載方法になっています。
スバルはMODELがApplied model(アプライドモデル)になっていますのでご注意を!
スズキのコーションプレートは多くの場合エンジンルーム内にありますが、注意点が一つあります。
MODEL(TYPE)の部分を上の写真と比べてもらうと判りやすいのですが、
E-AE86-ESMVF
LA-HT51S
最後の部分が足りませんよね?
スズキの車はMODEL(TYPE)の最後の部分をカラーコードの下に記載しています!
なので鈑金工場に伝える際に黄色で囲んだ部分を伝えてもらえばOKです!
ホンダのコーションプレートはボンネットを開けるとぐ目の前にあるか、ドアを開けて下の方にあります。
ですがホンダの場合記載方法が他社と少し違っています。
ホンダはMODELに当たる部分の記載がありません!
TYPEとありますが、これは別の情報になります。
カラーコードは写真の黄色で囲った部分になりますのでご注意ください!
マツダも同様にMODELに当たる部分がありません。
colorの部分はPAINTの文字の下にある部分です!
お間違えのない様にお願いします!
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