フリードハイブリッド(GP3) の車検を行っていきます!
まずは車体をリフトに載せて持ち上げるところからスタートです
こうしておけば車が動く心配がありませんからね!
リフトに載せたらライト、ホーン、ワイパー、ウォッシャーのチェックを行います
カイルトップその他が外れると写真の状態になります
このままブレーキフルード交換までしてしまった方が何かと都合がいいのでこのまま整備をしていきます
ツインプラグの表側はIMAのステッカーが貼られたカバーを外せば露出しますし、裏側も写真の状況になればアクセスしやすいです
むしろインサイトより整備しやすい気がします
僕の身長が低いせいですかね?
このプラグはNo.1ピストンのフロント側(表側)のプラグになります
この車両は65000㎞ほど走行していますがそれほど劣化していません
今回は清掃だけして組付けました
なお、プラグチェックの際の基準ですが、電極の消耗で判断します
電極が消耗したら交換のサインですので早め早めに交換しましょうね!
じゃないとプラグの上についているイグニッションコイルというおたかーい部品に負担がかかり、故障の原因になりますのでね!
閲覧注意と注意喚起した方が良かったかしら…?
写真の右側が新品で左側が取り外したものになります
間違えようがありませんね!
このフィルターはエンジンの内部へ空気を取り入れる場所についていて、エンジン内部にゴミが入るのを防いでくれるものです
このフィルターには「清掃できる乾式」と「清掃できないけどより効果が高い湿式」の2種類があり、今回は湿式でしたので清掃せず交換しました!
ブレーキの構造は普通の車と同じです
実際にはモーター部で回生ブレーキを起こしているのでパッドの消費は比較的少ないのですが、整備上は通常の車と同じです
エアーブロアーでキレイにした後グリスアップして、フルードを交換すれば終了です!
フルードを交換した後は取り外していたカウルトップパネルその他を取り付けて整備は終了です!
整備が終われば陸運局に提出する書類を書いて車検場に持ち込みます
もちろん一発OK!
あとは工場に戻って車内・室内の清掃を行っておしまいです!
また2年間しっかりと乗れますよ!
ありがとうございました!
今回のフリードハイブリッドのハイブリッドシステムはホンダが開発したIMAというシステムになります
I = Integrated(統合された、合成した、融和した、総合的な)
M = Motor(モーター)
A = Assist(アシスト) の略です
分かりやすく言うと「エンジンをモーターでアシストしてます!」といった感じですね
具体的には主に加速時にモーターがエンジンのパワーをアシストすることで、エンジンに大きな負荷をかけずに加速させています
加速時にアクセルペダルを踏みこむと、それに連動してスロットルバルブという箇所が開き、エンジン内へ送り込まれる空気量が増加します
ガソリンは空気との割合がガソリン:空気=1:14.7の時に最も効率よく燃えますので、自動車も増加した空気量に合わせて燃料を多く調整しています
これが「急加速は燃費に悪い」と言われる原因なのですが、IMAはここでモーターの力を借りていることでそれほどスロットルを開けずとも加速することができるので燃費が良くなるわけですね!
逆にエンジンはずっと動いているので通常のハイブリッドより燃費は落ちるのが欠点ではありますが、それでも十分な燃費を出してくれます
個人的には一番整備しやすいハイブリッドナンバーワンだったりしますw
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