フロントバンパーをブロックに引っ掛けた自損事故のV40が修理のため入庫しました
写真で見る限りバンパー事態に大きな損傷は見受けられませんが、フロントバンパーが外れ、落ちかかっていますね
そこまで内部の損傷はないと思いますが、バンパーを外して確認していきましょう!
フロントバンパーを外して内部の損傷を確認していきます!
余談ですが海外メーカーのバンパーの取り付け方法は日本車のようなクリップ式ではなく、六角やトルクス(*の形)のネジが使われていることが多いので、結構専用工具が必要になったりします
バンパーを外してみると損傷ナシかと思われましたが、交換部品が出てしまいました・・・
交換部品というのがこれ
専門用語を使えば
「ラジエターアッパーサポートとヘッドライトサポート、ハウジングが一体になったもの」
分かりやすく言えばラジエターとヘッドライトが固定される部分ですね
日本車では金属でできている部分ですが、ボルボの場合樹脂製になっていまして、事故部の助手席側に亀裂が見つかりました
強度的にも危ないので交換、という形になりました!
この部品だけで¥110,000-以上するんですぜ・・・
バンパーは損傷が少ないので交換ではなく修理を行います
グリルやフォグランプ、コーナーポール、ヘッドランプウォッシャーなどのパーツをすべて取り外し、凹んだ部分を修正し、キズを補修してサフェーサーをかけておきます
バンパーの修理と同時進行で届いた部品を交換していきます
ヘッドライト、インシュレータ、その他諸々のフロントの部品を取り外し、交換部品を取り付け、外した部品を改めて組付けていきます
特にヘッドライトはきちんと位置を合わせないと光軸がずれたり、バンパーやボンネットとのチリが合わなくなってしまいますのでキッチリ合わせておきます!
修理が終わったバンパーを塗装していきます!
修理段階ですべての部品を外しているのでサフェーサーを研いで塗装面の凹凸を無くしてから塗装していきます
外装部品の鉄やアルミと違ってバンパーはポリプロピレンで出来ていますので、遠赤外線を当てて強制乾燥が出来ません
塗った後は天日干し、雨が降れば陰干ししながら丸1日程度かけて乾燥させていきます
こうしないと塗装が乾燥してしまった後に浮き出ることがある「ペーパー目」と呼ばれる白くくすんでしまう現象が発見できません
ペーパー目はコンパウンドで磨けばとれるものではあるのですが、お客様にお渡しする前までに処置を終わらせておきます!
もちろん当店で施工した後にペーパー目が浮いた場合は当店にご連絡いただければ無料で磨かせていただきます!
バンパーの塗装が終われば部品を組み付けて、バンパーを取り付ければ完成です!
国内メーカーと違って海外メーカーはねじの規格が違ったり、金属部分が樹脂製だったりと違いがあるのですが、それにさえ気を付けてしまえばなんてこたぁありません!
今回の修理は¥246,500-となりました!
ありがとうございました!
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