直方市 旧車の保管方法 昭和自動車鈑金塗装工場

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旧車を長持ちさせる保管方法

 「旧車の天敵をいかに排除するか」がポイント

旧車の天敵は何といってもサビ!
サビは湿気(つまりは水)を媒介に起きる酸化反応なので、防錆能力の弱い旧車はいかに湿気のない環境で保管できるか、がポイントになってきます

理想を言えば
「シャッターと換気扇が付いた車庫で保管し、車庫内にはドラム缶いっぱいのもみ殻かエアコンを設置する」
のが最も長持ちする保管方法だと思いますが、現実的じゃないですよねぇ・・・

 車庫をお持ちの方の場合

直接風雨にさらされない車庫・ガレージをお持ちの場合、上記の通り車庫内の湿気を除去するためにドラム缶(最低でも一斗缶)のもみ殻を設置できればOKです
というより湿気が除去できればいいのでもみ殻に限らず湿気が取れるものを車庫内に置きましょう

 車庫をお持ちでない場合

車庫をお持ちでない場合、やれることはいろいろあります
まず車体底に防錆塗料を塗布すること
風雨に晒されるのも良くないことなのですが、地面から蒸発してくる水蒸気が一番錆を起きやすくする原因です
上ってきた水蒸気は車体下に滞留しますからね

風雨を避けるためにカバーをかける、というのも条件によっては悪手となります
雨が上がったらカバーを外しておかないとカバー内に蒸発した雨による湿気が滞留し、サビを促進させてしまいます
あとは雨が上がってカラっと晴れたらドライブに行って湿気を吹き飛ばしましょう!

 燃料タンクや冷却系のサビも対策は大事!

冷却系のサビはLLC(ロングライフクーラント=冷却水)の中に防腐剤が入っていますので基本的にはそれで大丈夫なのですが、たまにエンジンをかけてあげてLLCを循環させたりLLCの添加剤を加えて防腐剤を補給してあげればサビたりすることはありません
ラジエターなんかは結構社外品等があったりしますので、案外何とかなったりします


問題はタンク!
よく「燃料タンクはガソリンを満タンにしておけば問題ない」という話を聞きますが、100点満点の回答ではありません
正解は「酸化防止の添加剤を入れて十分に撹拌されたガソリンを燃料タンクに満たす」です!

油種に限らず石油燃料の主成分は炭化水素(HC)ですが、長期保管すると酸化反応が起きます
HC(炭化水素)+O2(酸素)→H2O(水)+CO(一酸化炭素)
文系頭で振り絞った化学反応式ですが、炭化水素が酸化されると水が発生します
つまり長期保管しているとガソリンの中に水分が存在するようになるんです
この水分がタンクの錆を誘発するわけですね!

(ちなみにこの水分が混じった状態を「腐った」と表現することがあります)

この水分を発生させる酸化反応を抑えるために長期保管する場合には酸化防止剤を混ぜるわけですね
空気に触れるのも良くはありませんから酸化防止剤を混ぜたガソリンを満タンにしておきましょう
長期保管をする際には
1.燃料タンクに酸化防止剤を入れてガソリンを満タンにする
2.フューエルライン保護のため、10~20㎞走行して酸化防止剤入りのガソリンが配管内に来るようにする

の手順を踏むとベストでしょう!

オススメする添加剤は
LLC=WAKO'S クーラントブースター
燃料系=WAKO'Sフューエルワン(プレミアムや2ではないので注意!)

です!

 旧車の長期保管にお勧めのアイテム

旧車を保管するときに気を付けなければいけないのはサビです
このサビですが、車体だけではなくエンジンなどの内燃機関もサビが発生しますのでその辺もケアしてあげましょう
おススメのアイテムは「押し入れ用湿気取り」と「ガソリン用の防腐薬剤」の2つです

旧車の室内って結構湿気が篭るんです
この湿気が室内のサビを起こさせる要因になってしまっているんです
そこで使うのが押し入れ用湿気取り!ホームセンターなどで数個セットのものでOKです
これを室内とトランクに数個入れておけば室内の湿気は克服できます


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