保険適用で修理して欲しいということでN様がご来店なさいました。
事前に一度ご来店されて見積もりを出させて頂きました後でのご来店です。
損傷としてはボディの凹みのみではなく、バンパーにも歪みが出ています(○の部分)。
この部分を保険適用で修理させて頂くことになりました。
今回は事前にお見積もりが作成でき、保険会社ともすぐに連絡が取れましたので画像転送提携によって当日のうちに鈑金作業に入ることができました!
こちらのキズは保険を適用せず、現金でお支払い頂く形となりました。
このようにお支払い方法を保険を適用するか現金で支払うかをお客様と相談しながら決定させて頂きます。
鈑金する際にドアハンドルを外してから鈑金します!
今回はスポットと呼ばれる工具を使い、凹んだ部分を引き出していきます。
後はハンマーで綺麗に慣らして完了です!
最後にペーパー(紙やすり)を使って㎜以下の凹凸を無くしていきます。
作業をしているのは15歳から当店で鈑金スタッフとして働く黒木です。
鈑金一筋44年の大ベテランですよ(*´ω`*)
後ろの鈑金に取り掛かります。
まずは内装を取り外して、内側からアプローチできるようにしていきます。(写真左上
アプローチできるようになったらバンパーを外し、内側から大まかに叩き出します。(写真右上
塗装を剥離してスポットとハンマーで綺麗に慣らしていきます。(写真左下
最後に表面を目の細かいペーパーで磨いて鈑金は完了です!(写真左下
ここまでの作業時間、なんと一時間!!
歪みが出ている部分に熱を加えながら修正を掛けていきます。
この時も叩いたりしてバンパーが伸びてしまってはいけませんので、熟練の技が光ります。
引っかいたような傷は全体のバランスを見ながら削って修正していきます。
ここからは塗装担当にバトンタッチ。
作業を担当したのはこれまた40年以上の大ベテラン、飯野です。
パテとは写真に写っている薄い黄色のモノです。
これは硬化剤と混ぜて乾かす粘土のようなものですが、当店ではこれを極力使わないように作業します。
鈑金の際にどうしても発生するミリ以下の凹凸を取るために使用してます。
パテが乾いたら元の塗装面とほぼ同じになるように紙やすりで研いでおき、サフェーサー(サフ)と呼ばれる塗装下地を塗って、一度サフを研ぎます。
これをしないとサフの多いところと少ないところで段ができてしまいます。
ここからは翌日の作業となりました。
塗料の乾燥には主に湿気が作用します。夏より冬の晴れた日の方が乾燥が速かったりするんですよ?
塗装が完了したら塗装面の最終チェックを行います。ブツ取りや今回はシルバーメタリックなので黒ずみなんかもチェックします。
それが終わったら全てのパーツを組み付けて、最終磨きを行います!
全ての作業とチェックが済んだら手洗い洗車をしてお渡しとなります。
納車直前の写真です。
チリも調色もばっちりですね!
どこにキズがあったかわかりますか?
N様も大変ご満足いただけたご様子でした!
ありがとうございました!
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