後ろから追突された事故の入庫になります
写真で見るとリアゲートの損傷はかなりひどいのですが、バンパーはそんなに損傷して内容に見えますよね?
バンパーはポリプロピレンでできていますので、損傷箇所によってはある程度復元してしまうので、正確な損傷を確認していく必要があるわけですね
リアゲートは損傷範囲が広いため、新品への交換を行います!
リアゲートを開けてみると損傷範囲が少し見えてきましたね
写真中央にあるのがリアゲートのストライカー(キャッチ)部ですが、その下にあるゴム(ウェザーストリップ)が盛り上がっているのがわかります
つまりこの部分が車内方向へ凹んでいるわけです!
よく見るとバンパー固定用のピンも衝撃で外れてなくなっていますね
これもその周辺が凹んでいる証拠です
写真でもうっすら判るかと思いますが、ナンバー・バンパー共に変形が見られますので、全て新品へ交換します!
バンパーを外して凹んだ部分(バックパネル)の交換を行います
今回の交換部はネジで止まっていないのでスポットカッターやドリルを使って圧着溶接された部分(スポット)を削り、タガネを打ち込んで外していきます
外したら交換する部分と合わせて整形し、スポット溶接していきます!
スポットでの溶接が終わったら今度はパテで細かな凹凸を均し、サフェーサーをかけていきます
サフェーサーが乾くと今度はサンドペーパーを当ててサフェーサーを均して塗装していきます!
で、塗りあがったのが写真の状態になります
すっかりきれいになりましたねー!
バックパネルの修理と平行してリアゲートの塗装も行っていきます
今回は新品のリアゲートを使いましたので、一枚きれいに塗ってしまいます
もちろん内側や内部も塗装しておきますよ!
特に内部は色を塗布しておくとサビの発生率がガクンと下がりますので、今後のことも考えるとここでしっかりと作業しておいた方がいいのです!
リアゲートなどが塗りあがると組みつけに入っていきます!
リアゲートもそうなのですが、ただ着ければいい、というわけではありません!
取り付けた後に何度か開け閉めを行ってドアロックのかみ合わせなどを調整したり、左右のチリ合わせなどを行って元の状態へしっかりと復元します
ドアロック機構やワイパーなどの装置、それに繋がる配線やリアガラス用のウォッシャー配管などをリアゲートに通し、スポイラーを取り付ければリアゲートの取り付けはほぼ完成です
後はバンパーなどを取り付ければ取り付けの作業は終了です!
最後に古いリアゲートからガラスを移植し、各種エンブレム、ナンバーを取り付ければ完成です!
今回、リアバンパー、ナンバープレート、ナンバーリム(ナンバープレートの枠縁)も新品に交換していますのでほぼ新車になってます(笑
あとは納車前に車全体を手洗い洗車、内部のクリーニングを行って納車となりました
ありがとうございました!
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