いつも当店をご利用してくださっているF様から事故したので修理をお願いしたい、とのお電話を頂きました!
さっそく積載車で引き取りに行きまして、工場に持って帰ってきました
一見するとそこまでひどいようには見えませんが、内部はどうなっているんでしょうか・・・?
フロントグリルを外してみると損傷がよくわかりますね!
フロントバンパーの中央部がかなり内側へ押されていて、それに伴って画面右側にあるラジエター、エアコンのコンデンサーが変形を起こしています
バンパーを外してみるとラジエターロアサポートというラジエターなどが載っているフレームが、フロントバンパーと同じ形状へ変形していましたので大々的に修理が必要になってしまっています
事故修理はなによりもまずフレームを正しい位置へ戻して修理するところから始まります
というわけでフレーム修正機に乗せてフロントのフレームを修正して、曲がってしまったロアサポートと中央のクロスメンバーを交換していきます
幸いだったのはサイドフレームに直接当たっていなかったこと、クーラーコンプレッサー前面にフレームが存在しない構造のスズキ車であったこと、ですね
ヘッドライトが付いているのはボンネットなどとのチリ合わせのためですよ!
修正と交換が終われば塗装に入っていきます
修正用に取り付けていた部品を一旦すべて取り外し、塗装を行う部分のみにして塗装を行います!
表面を足付けしてサフ、サフ研ぎして塗装と行っていきます
内部骨格であるフレームにはクリアコートはかかりませんのでカラーまでで止めておきます
フレームの塗装まで終わると今度は外装の塗装を行っていきます
事前に修正しておいたボンネットとフェンダーを塗装するためにブースに移動します
今回の事故による外装の損傷はそこまでひどくはないのですが、車体色がパールということもありまして、かなり大幅に塗装を載せています
昨今流行りのパール色は損傷部だけを塗装すると後々その部分だけが浮いて見えるのである程度の範囲でボカシと呼ばれる塗装を行う必要があります
その分どうしてもお高くなってしまうのが心苦しいところ・・・
塗装が終われば組付けです!
修正の段階で大まかなチリ合わせは済んでますので、あとはバンパーなどを取り付けつつ最終的なチリ合わせを行っていきます
チリ合わせが終われば再発行したナンバーを取り付けて完成です!
見た目には軽度の損傷に見えても実際はかなりの大けがだった、というケースでした!
今回の費用は¥528,000ほどになりました。
車両保険を使用しましたのでご本人の手出しはありませんでしたが、保険がないとぞっとしてしまう金額ですね…
皆様も万が一に備えて車両保険をかけておくことをおススメします(´・ω・‵;)
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